知識が必要

ドッグブリーダーには特別な資格がありません。動物取扱責任者の条件は全て満たさなければなりませんが、国家資格などは必要ありませんので、条件を満たすことが出来れば特別な資格なくブリーダーになることが出来ます。だからと言って簡単にブリーダーになることが出来るというわけではありません。ドッグブリーダーになりたいのであればまずは必要になる知識を勉強しなくてはなりません。

血統や遺伝に関すること、生物学的な知識、犬の選び方や育て方、技術的なことだけでなく動物を販売する倫理的な知識まで色々なことを学ぶ必要があります。また、様々な知識を身につけてもドッグブリーダーになることは出来ません。ブリーダーとして独立するためには動物取扱業の届出が必要だからです。

動物取扱業の届出を出すためには獣医師免許があるか、ペット関係の仕事に6ヶ月以上の経験があるか、ペットの学校を卒業しているか、このどれか1つに該当する必要があります。自分に最も合う方法を選択するのがベストだと思いますが、何より大切なことは心から優良な犬種を繁殖させたいと思う気持ちです。ドッグブリーダーというお仕事が命に関わる大変な仕事であるということを忘れないようにして下さい。

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